FineArt-ハクトウワシの飛翔.jpg

ハクトウワシの飛翔

南アラスカ 2010

5 x 7 in / 12.7 x 17.8 cm / Open Edition
8.5 x 11 in / 21.6 x 27.9 cm / Open Edition
13 x 19 in / 33 x 48.3 cm / Open Edition
16 x 24 in / 40.6 x 61 cm / Open Edition
20 x 30 in / 50.8 x 76 cm / Open Edition
32 x 48 in / 81.3 x 122 cm / Open Edition


 翼の先の、初列風切羽(しょれつかざきりばね)が美しい。ハクトウワシは空を本当に優雅に飛ぶ。僕がいままでに見てきたイヌワシやクマタカよりも。マイナス20度の切り裂くような空気にふれて、凛としたその姿はより威厳を増す。

 アンカレッジの町から車で南に約五時間、ホーマーの町は漁港で、冬の間も漁師たちは海から魚を持ち帰る。漂う魚の匂いにつられてか、多くのハクトウワシが集まる。

 僕は友人からこの話を聞き、厳冬期の十二月にホーマーの町へ向かった。港に入ったときにはすでに十羽以上のハクトウワシを目にしていた。羽を伸ばせば二メートル近くにもなる大きな鷲が、複数で群れている様子は、光景としては少し異様ですらあった。

 

 
 

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